
輸出
FOB か CIF か:バルク塩の発注でインコタームズを選ぶ
公開日 2026年6月8日読了目安 7 分
ほとんどのバルク塩バイヤーにとって、インコタームズの話は二つの選択肢に集約されます:FOB(本船渡し)とCIF(運賃・保険料込み)です。この違いは単なる書類上のものではなく、海上輸送区間の責任を誰が負うかを左右します。
FOBでは、原産地の港 — パキスタン発の出荷であればカラチまたはポート・カシム — でコンテナが船に積み込まれた時点でサプライヤーの責任は終了します。それ以降、バイヤーが海上輸送と保険を手配・支払いし、輸送中のリスクを負います。
CIFでは、サプライヤーが仕向港までの運賃と保険を手配・支払いし、その費用を見積価格に組み込みます。CIFの多くの解釈では、バイヤーのリスクは技術的には原産地の港で移転しますが、船会社との関係を管理するのはサプライヤー側です。
FOBは、すでにフォワーダーを持ち、運送会社との数量割引がある — サプライヤーの運賃見積もりを上回る条件を引き出せ、かつ主導権を握りたいバイヤーに向いています。CIFは、発注頻度が低い、または既存の物流体制を持たないバイヤーに向いています。輸送問題をひとつの明細価格に変えられるからです。
いずれにせよ、見積もりには責任がどこで移るのか、そこから仕向地までの間に何が保険でカバーされるのかを明確に記載すべきです。それは価格が決まった後ではなく、コンテナが海に出る前に確認すべき問いです。
この記事で解決しなかった質問はありますか?
直接お問い合わせください — 見積もりや仕様に関するご質問には営業日2日以内にご返信します。